遊子谷の七鹿踊り(ゆすたにのななしかおどり)

県指定 無形民俗文化財(昭和43年3月8日指定)
遊子谷の七鹿踊りは、伊達秀宗(だて・ひでむね)が宇和島藩十万石の領主に封ぜられた時、故郷奥州仙台の祭りを偲び、新領地の人々に教え広めたとの言い伝えがあります。
また、この地の踊りは、土居村三嶋神社の八つ鹿踊りから伝授されたもので、鹿の数を一つ減らすことが条件になっていて、七つ鹿になりました。
さらに、遊子谷の近隣の他地域への広がりは、この条件が守られ、野村町予子林(よこばやし)は六つ鹿。惣川(そうがわ)地区や男河内(おんがわち)地区は五つ鹿と鹿の数が少なくなり伝え広められてきています。
その後いつの頃からか鹿踊りの中に一匹の猿が加わり、赤いふんどしを身につけて、鹿の踊りを面白おかしくまねて踊り、見物の人々を笑わせ喜ばす道化役を演じ、現在も受け継がれています。
毎年10月の天満神社の秋季大祭には、五穀豊穫と住民の平安無事を祈願してこの鹿踊りがにぎやかに奉納されています。



