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浦安の舞(うらやすのまい)

浦安の舞(うらやすのまい)

市指定 無形民俗文化財(昭和57年3月26日指定)

紀元二千六百年の奉祝(ほうしゅく)が行われた昭和15年11月10日、午前10時に全国の神社で斉行された奉祝祭で、ご神慮(しんりょ)をお慰め奉るために全日本で一斉に奉奏された舞楽(ぶがく)が「浦安の舞」です。

終戦を経て現在はごく一部の神社で奉奏されているに過ぎませんが、特に城川町内では遊子谷の天満神社のみ継続され、現在も舞われています。

伝統の流れの中で、現代的な精神と芸術的な情緒のあふれる優雅な舞で、昭和天皇の御製、

「天地(あまつち)の 神にぞ祈る 朝なぎの 海のごとく 波たたぬ世を」

に、当時の宮内省楽部長、多忠朝(おおの・ただとも)が作曲・振付されたものです。

「浦安」とは心の安らかという意味で、平和を祈る心の舞です。

古くは日本の国名を「浦安の国」といわれた事もあって、風土が美しく、平和であったからこその呼称です。

舞は少女4人位で踊られ、扇の舞(一節)と鈴の舞(二節)からなり、一節には檜扇、二節には鈴を持って舞われます。

奉祝:つつしんでお祝いすること
神慮:神のおぼしめし 神のみこころ
舞楽:舞を伴う雅楽
御製:天皇の作る詩文や和歌

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